昨日は、お母さんと2ヶ月ぶりにお出かけした。元気がなかったのである。
一昨日電話したら、「洗濯物畳みながらな~色んなこと考えてたら涙出てきてな~止まれへんかってん。今、子供たち帰って来たらえらいことじゃと思ってたんじゃ」という。。。
「えっ?えっ??どうしたん?」と聞くと
「もう私も来年には86やし、もうええかな?気力が湧いてけえへんのや~」という。。。
思っていることを色々聞いた。
延々に聞いた後は、お母さん自身が自分で切り替えんと何も前ヘは進めない。
何とか元気になるには?と聞きながらで、お母さんには悪かったけど、会話の中におもろいこと言わんかなぁ~とか、ずっと連れて行くわな!と言っていたレコード屋さんへ連れて行ってあげれてないな~とか思いながら「うん。うん。そうなんか~」と聞いていた。
すると、あ!あった!!そして。。。
「そうなんか~ でも、ほんまにおもろいな~お母さん!さっき、なんで来年の年いうてたん。来年の年言うぐらいやったら大丈夫やで」と、話し尽くしたからか?やっと笑い合った。
「お母さん!明日、あのレコード屋さん行こうや」と言うと「おーそうか」と元気が出てきた。
コロナ禍で外出もままならない状態で、変化のない日々。
大阪では、最近コロナ感染者が増えてきたからと言って、デイサービスもお休みしたいと行っておらず、ご近所のお友達の家にもコロナやからと遊びに行かない。
1日中、ズボンのリメイクしたり、編み物したりとずっーと座ったまんまで外には散歩も行かない。
こっちにも電動の三輪車あったらなぁ~と探して、最近手に入れた。が、1回しか乗ってない。
入れ歯をゴミ出しの前日、間違ってゴミ箱へ捨ててしまい気づけばゴミ屋さんが来て回収したあとで、ボケた!ボケた!と凹んでいた。お茶目なお母ちゃん。
田舎では、電動の三輪車と電動スクーターを自在に乗り回して元気一杯であった。
同年代の方は、皆さん隠居されてる方が殆どの中、現役で畑仕事していた。
毎年、畑の草は夏前までにきれーに取ってしまい、真夏には暑いから涼んでると自分の事は自分で用心してくれているんやな~と思った。大好きなDVD見る為に、機械を使いこなしている。
昨年骨折しリハビリ転院する前には、主治医の先生から「年齢的に考えても、今までのようにはいかない事が増えてくると思います。これからは杖をついて歩く生活になるのも頭に入れておいてね」とのことでしたが、リハビリを熱心に頑張り、退院する時には杖を使わずに歩けるようになって、主治医の先生も「おー!すごいですね~。よく頑張りましたね。また、熊本へ帰るの?」と聞かれ、「はい!」と元気よく答えて、「先生喜んでくれてたな~」とニコニコ笑顔でした。
そのお母さんには、ただただ脱帽である。
日によって言うことが違ったり、気持ちに浮き沈み出てきたんやな~
そんな時が一番心配である。心と体は、本当に一致しているな~と思う。
一人で田舎で暮らしていた時は、日課のようにお母さんに電話していた。
第一声の「声」で「気分」や「体調」の良し悪しがわかるようになっていった。
基本的には、いつもプラス発言が大半なので、マイナス発言が多い時は、決まって体調も悪くなっていた。その時はよーく考えたら、忙しくて1週間くらい電話してないときであった。
いつもポジティブ発想で暮らしてくれていたので、まっ!元気やな!と安心していたら次にかけた時には気分がすぐれないの繰り返しであった。
誰でもマイナスになった時は、ちょっとしたきっかけでプラスにもなれる。
そのプラスに持っていってあげられる存在になりたいな~。。。
やっぱり、熊本へ一緒に行くという決断は間違ってなかったとも実感した。
今日は、妹が「今日までセールやっているから毛糸買いに行こう」と誘ってくれて、電動三輪車でツーリングして来たと言っていた。淡い色の紫とか色んな毛糸を10個くらい買ってきたそう。
そこでわかったのが、電動三輪車が熊本にあるのと違い乗りにくいらしい。妹も乗ってみて「乗りにくいのわかったわ」と言っていた。
皆で今出来ることをそれぞれで協力しあって支えて行こう。
お茶目なお母ちゃんのために♪ 早く3月にならへんかなぁ~。待ち遠しいです。
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