6月9日に田植え終えました。
今回初めて、一緒に動きましたが、毎年「田植え手伝いに行こうか?」と言うと、「田植えは何にもすることなか」と言っていたのが、よーくわかりました。
高齢の母は、田植えから稲刈りまで業者さんにお願いしているんです。
でも、何と言っても大変だったのが、田植え前の準備だった。
手伝いに来るなら田植え前に来て欲しかったんだぁ~と痛感しました。
うちの田んぼは毎年、ご近所の方が稲刈り後に玉ねぎを植えさせてほしいとその時期のみ貸している。
玉ねぎ収穫後に土壌を起こしてくれ返してくれるのだが、周囲までは起こしていないので、それをお母さんとスコップで起こして行った。ひと掘りしては、草を払ってまたひと掘りと地道な作業だ!
3日かかった。。。本当にしんどかったです。
これを、今まで85歳の母が一人でやっていたのか????と思えば思うほど頭が下がります。
田植えが始まる頃に、地区割されている6件の組で農道の溝さらいがあり、5月、6月、7月末に早朝6時30分から約2時間やっている。溝の草、石、土などをスコップで上げていき終わったら、水を流していく。最後の網に流れてきた草がひっかかっているのを取る。そんな作業だった。
慣れていない私は、終わった夜に首、腕と脇の下に湿疹ができてしまいかゆいのなんのってありゃしない。。。あまりのひどさに翌日病院へ行った。どぶダニらしい。。。ひぇーーー!かゆい!と思ったら、赤くなっておりそこに軟膏と飲み薬でなんとか治まった。数日は格闘した。
田植えする前に、代掻きというのをやってくれるらしい。。。
代掻き???何だ?と調べたら、代掻きとは、田起こしが完了した田んぼに水を張って、土をさらに細かく砕き、丁寧にかき混ぜて、土の表面を平らにする作業なんですって。稲をしっかりと育てるための行う工程なんだって。その代掻きをする3日前くらいに、田んぼに水を入れておくらしく朝早くから川の水止めを外しにお母さんが出かけた。あとから田んぼに行ってみると田んぼの周囲を起こしたところに水が入ってきていた。
いよいよ田植えが始まり。。。植える苗を見て、きれいな苗だった。
大きな機械で植え始めて、苗が入っていた箱をお母さんが洗い始めた。えっ?あ!そうなのね!と苗箱洗いをお手伝い。田植え事態は2時間ほどで終了した。
終了後、機械では植えられない四隅を手植えするんや~とお母さんを見よう見まねでやっていった。
最初は、四隅だけやしと気軽に思っていたら、土が盛っている所をならしながらの作業だったのでしんどかった。特に腰が。。。
今まで、お米が出来たら送ってもらって「ありがとう」と食べていただけだったが、携わって初めてわかる地道な仕事。ありがたい思いがひとしおだった。
「何したらいい?」と聞き、「そこらへんを掘って草取って行くんたい」と言われ、えっ?どうするんよー!と見て覚えて、手伝った。時には、「詳しく言うてくれへんからわからへん!」とブチブチ言った日もあった。だけど、今までこんな大変な作業を一人でやってくれていたお母さん!
ほんまにありがとう!来年は、もっと役に立つ思うからよろしくね。
コメント