二人の娘ももう、30代。本当にこの親にして、よく真っ直ぐにすくすくと育ってくれました。
上の娘が、2歳半 下の娘が8ヶ月から社会復帰し、その当時を振り返ってみると本当にどこにそんなバイタリティがあったのか?自分でもよくやっていたな~と思う。
自分で自分を褒めてあげたい!なーんてね。
保育園は、今ではお迎え時間が延長保育もあるそうで、働くお母さんに優しくなったなと思う。
昔は18時お迎えが最終時間だった。うちの子がいつも最後でギリギリになってたな。
お迎え後帰宅してからの、子供と過ごす時間は慌ただしかった。
ご飯作り、食べて、片づけてと本当に忙しかったが、日中一緒に過ごさない時間がある分、一緒に過ごす時間が貴重な時間に思えた。お風呂タイムは、保育園で今日は何したん?のお話タイムだった。
楽しかったのが、一緒にお風呂に入って歌を歌ったり、100まで数えて上がろう!と50超えてからはだんだん声が小さくなり、90過ぎると声はまた大きくなるが、皆の顔はユデダコみたいに真っ赤になっていた。
絵本を読んで寝るのが日課だった。絵本は、不思議の国のアリスを何度も読んだ記憶がある。感情込めてついつい読んでしまうので寝かしつけるはずの絵本が、逆に目が冴えてくる娘たち。。。読んでる最中に私が先に寝てしまっていたこともあったな~。
あ!そうそう。「三つ子の魂百まで」の解釈は年代によってさまざまらしい。
「三つ子の魂百までってことわざがあってな、3歳までに躾をしっかりしとかなあかんで!」とよく色んなが方から聞いていた。それを聞いての私の解釈がこうだった。
『 叩くのは3歳まで。4歳からは絶対に叩かない 』ということなんか~とね。
それからは、何故か「3」にこだわり、「片付けてー」と言っても、中々言うこと聞かず遊び続けていたら、「はい!1,2,3回数えるうちに片付け終わらなかったら、パチンやで!」と言って
「はい!いくで~~~!はい、いーーーーーーーーーち!」と元気に明るい声で言う。娘たちはこっちをみながらも、ニコニコで遊んでいる。「はい、にーーーーーーーーい!」と凄みのある声で言う。すると、ん?やばい!と思うのか?片付け始めた。「はい、さーーああああああーーーーーーん」と笑いながら片付け終わるまで数字は伸びる伸びる。娘たちは「3」までに片付け終わったぞー!といわんばかりの顔をして、やったー!の表情と同時に抱きついてくる。「おーーーー!すごーい。すごーーーい!えらい!えらい。と髪の毛をくしゃくしゃする。
4歳以上になり、小3小1の頃の姉妹ケンカは決まって、下の娘が「おかあさーん、お姉ちゃんが貸してくれへーん」お姉ちゃんは「何回も貸してあげたやん。たまには私がしてもいいやん」の会話が大半だった。そして、言い合いのケンカが始まる。終わらない時は、「いいかげんにしなさい!ここに正座しなさい!」と私も正座になり、二人の話を聞く。「なんで怒られてるのか?わかってるの?」と聞くと妹くんは、「はい!私がお姉ちゃんの物をお姉ちゃんに貸さへんかって、ケンカばかりするからお母さんが怒ってます」と詰まりもせずスラスラ自信満々顔。その横でお姉ちゃんは、下を向いて泣きながら「ごめんなさい」とうなだれている。すると、妹くんがだんだんニヤけてくる。「反省してるんかー」とカミナリ落とすと「はい!してます。してます。ごめんなさい」としょげ顔になる。言い分を聞くとどちらも思いやりがなくてどっちも悪い!となり、「自分がされたらイヤなことは、絶対したらあかん」と何度この言葉を言ったことか。。。
じゃあ!お互いにごめんなさいは?」でお互いにごめんね。言い合う。「はい!じゃあ、仲直りの握手な」と二人で、笑顔になり「なかなおりーのあくっしゅ」で終わるが、、、、
姉妹ケンカは、また数日するとまた始まる。まっ!ケンカするほど仲がいいってことやな。と思ってた。実際に今では本当に仲良し姉妹である。
そうだ! 下の娘が何歳だったかな?3歳?だったかな?
毎日、毎日、「なんで?なんで?」の何で攻撃を受けていたころ。。。
そんな時は、「〇〇ちゃんは、なんでやと思う?」って子供に聞き返してみたらいいよ。と教わった。
ある日、「なぁーなぁーお母さん。雨って何でふるの?」の攻撃がきた!
「えーとな。あのな水蒸気がな。。。」といいかけて、あ!そや!今や!聞いてみよう!
「〇〇ちゃんは、なんでやと思う?」と聞き返したら、しばらく考えていた。腕組して頭かしげながら、ブツブツと何か言いながら。。。しばらくすると
「わかった!わかったで!あんな、雨はな、かみなりさんのおしっこやで。」
はいぃ?えーーー? 「なんでそうおもったん」と尋ねたら。。。。
「あんな、かみなりさんがおしっこするやん。おしっこでぬれたらイヤややん。だから傘さすねん」
ほぉーーー。なるほどね。 こんなにおもしろいこと考えるんやー。子供って無限大やなと感心した。
ほんまに子供の思いつくことっておもろいなー。育ててる実感が湧いてより楽しみになった。
聞き返してみて。と教えてくれたことに感謝した。
また、おもろいこと「頼むでしかし!」(横山やすし)
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