85歳 母・生還!

Family

 父が3年前に他界してから、田舎で一人暮らしの母。今年の4月のある日、電話で「匍匐前進(ほふくぜんしん)でトイレまで行ってるねん。」と笑いながら言った。「えーーー大丈夫?何したん?」と聞くと「ツワを取りに行ったときにちょっと飛んでおりたねん。2~3日したら急に立たれへんようになったから、匍匐前進や~」笑っている。そんなに重症に思ってなかったので、「お母さん、庭にあるコマの付いた台車使ったら肘痛くならへんのちゃう?」

「ほんまやな~」と笑い合いお気楽な二人でした。「そやけど一回病院へ行きや~」と言って、診断結果はとにかく安静にしていて下さい。との話し。旦那さんと相談し、車椅子をレンタルし大阪~熊本へ車を走らせ母をこちらに連れてきました。こちらでの診断結果は、複数箇所の骨折です。即入院でコロナで面会もできず、病院での生活では勝手な行動をしまくる母。入院は3週間。と言われていた。3週間が過ぎ、病院から「自宅で過ごすか?リハビリ回復期病院へ転院するのか?」決めて下さい。と。。。

母は、早く家に帰りたい。が一番。だけど、その後は田舎に帰り畑仕事をしたい。とも言う。

悩みに悩んだ結果、病院を退院する=家に帰れると思っている母に「お母さん!病院のお引越しやねん。」と告げ、車椅子に乗り新しい病院へ転院した。今度は3ヶ月間の入院。

迎えてくれた先生、看護師さん、リハビリ担当の方、とても親切で母も「歩けるようになって畑またしたいんです。」とニコニコしながらよく話していた。やる気満々の母でしたが、発熱、食欲不振になりリハビリどころではなくなり、1週間が過ぎた。そこから、お友達ができたねん。とその頃から元気になり、リハビリも積極的に頑張っていた。そして、遂に退院の6月には、杖をつかずに歩けるようになりました。そうです。めちゃくちゃリハビリを頑張ったのです。田舎でまた畑仕事をしたい!その一心で!お母さんリハビリ頑張ってくれてありがとう!春には一緒に熊本へ行こな!偉大な母である。

コメント

タイトルとURLをコピーしました